「ＲＡＤＷＩＭＰＳ」のドラマー山口智史さんが、無期限休養に

今年メジャーデビュー１０周年を迎えるロックバンド「ＲＡＤＷＩＭＰＳ」のドラマーである山口智史さんが、持病の神経症のため無期限休養に入ることが、公式サイトで発表されました。

私も「ＲＡＤＷＩＭＰＳ」はデビュー当時から注目しているバンドで、野田洋次郎さんの現代社会をえぐり取るような歌詞と、斬新な曲の構成は若者だけではなく私のようなおじさん世代にも心に突き刺さる曲が数多くあります。

山口さんはフォーカル・ジストニアという神経症を２００９年頃から患っており、バスドラムをたたく右脚が自分の思うように動かない事が度々あったようですが、リハビリを続け、悪化と回復を繰り返しながら、ツアーやレコーディングを続けていたようです。
しかし今夏過去にないほど症状が悪化し、山口さんは脱退を申し出たそうですが、メンバーとの話し合いで「無期限休養」ということになったようです。

「フォーカル・ジストニア」は局所を多用し続ける職人の方に多く起こる症状らしく、音楽家の中でも、過去に「コブクロ」小渕健太郎さんや、「氣志團」ドラマー白鳥雪之丞さん、「米米ＣＬＵＢ」フラッシュ金子さんなんかもこの病気で休養を取ったことがあるらしいです。

あれだけ激しくドラムを毎日のように奏でるわけですから、そういう症状が発症しても不思議ではないですよね。

「ＲＡＤＷＩＭＰＳ」の大ファンである、元ハロプロの真野恵里菜さんは山口さんの休養を受けて「言葉が出なくて涙が出た」と自身のツイッターやブログなどで心痛のコメントを発表しており、「これからは治療に専念してください。変わらず応援し続けます」と山口さんにエールを送りました。

出典：真野恵里菜さんブログより

私たちは「ＲＡＤＷＩＭＰＳ」の音楽を聴くことしかできないけれど、病気を克服して山口さんが早く復帰できるよう応援しています。

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